FAQ
- チョウとガの違い
一番よく聞かれる質問です。
「止まるときに翅を立てるのがチョウ、開くのが蛾」とか
「夜飛ぶのが蛾で、昼間飛ぶのがチョウ」とかいいますが、例外が多くそこで区別することはしません。
区別する一番確実な方法は「触覚」になります。
チョウの触覚は棍棒状で先が太くなっています。蛾は先が尖っているか櫛状になっています。
- チョウは冬はどうしているか?
大抵はサナギか卵のようです。
春に発生するアゲハやギフチョウもサナギで越冬です。土の中で越冬するのもいます。
タテハチョウでは成虫で越冬する種類が多いです。
ということは、秋も一番遅くまで見ることができるチョウということですね。
- チョウから見た他の市町村と山ノ内町の違い
まず、これは山ノ内町に限ったことではないと思いますが、里山が荒れているということは誰もが否定できない事実です。
そのために絶滅したチョウも多いです。
2011年に近くの飯山市で「オオルリシジミ」の保護をマスコミにもオープンにしたのは里山を守っていこうという取組みからです。
また、スキー場の整備がおかしくなっていることもあります。
山ノ内町のスキー場は草原を生育地としてきているチョウにとってはいい環境だと思います。
しかし、そこに手を入れる時に食草が豊富な場所を土から掘り起こしたりしてしまうと今までいたチョウもいなくなります。
他の市町村では、チョウの保護を積極的に行っているところもあります。
(たとえば東御市、白馬村など)
もっと調査をしてもいいのではないかと思います。
- チョウはどうやって卵の産む場所を探す?
2011/11/16 信濃毎日新聞より