ウラギンシジミ

裏銀小灰蝶 Curetis acuta

  • 分布:町内北部山林
  • 食草:クズ、フジなどの花
  • 発生:町内では秋に見られる

 

ツマグロヒョウモンウラナミシジミと同じく、秋になると見られるチョウです。

シジミチョウの中でも比較的大きく、飛んでいるとキラキラ銀色に輝くのでよくわかります。

 

ウラナミシジミと同じような場所に生息すると思い、河川敷を探索したが見られなかったが、別件で里山方面に用事に行ったときに目撃した。

どうも平らな所よりも山のほうが見られるようです。

 

♂(オス)と♀(メス)の違いは顕著で、上のタイトル写真(これは町外で撮影)のように翅表中央部がオレンジ色なのは♂で、下の写真、翅の中央が薄青色が♀(メス)です。

秋に発生する個体は翅の先が尖ります。

 

このチョウも秋以外はあまり目にしないことと、もともと暖地性なので、町内でも秋に見られるチョウとして考えてもよいと思います。(2011年頃)

しかし気候変動によってはどうなるかは不明です。

 

♀(メス)は樹液に集まる性質があり、広葉樹の近くでまとまって飛んでいるのを見ます。(2016年の写真)

難易度(3)見ない年もあるが大抵見る
★★★☆☆

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