ベニシジミ

紅小灰蝶 Lycaena phlaeas

  • 分布:町内全域
  • 食草:スイバ、ギシギシ
  • 発生:4月~11月

 

 

  全国的にも、町内でも、まずいない場所はないのではないでしょうか。

他のチョウが見えなくても大抵ベニシジミは見ます。

 

しかし、翅の変化がはっきりしていて割と面白いチョウです。

春は全体的に薄いため、前翅のオレンジ部分が多くなり、気温が高くなるにつれ黒ずんできます。

そして、秋に気温が下がると、その頃羽化した個体は、春のそれと同じような色に戻ります。

 

9月半ば過ぎになると、夏の色と秋の色の個体が交じることもあります。

(写真3枚目と4枚目)

難易度(1)よく見る
★☆☆☆☆

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ベニシジミ異常型

 

ベニシジミに限らず、他のチョウも模様が普通のものと違う個体に逢うことがよくあります。

しかし、大抵は「点が大きい」とか、「紋の形が違う」といった小さな異常です。

 

2010年の11月に撮影したベニシジミです。

時期的にすでに黒ずんだ夏型はいないはずですが、さすがにここまで黒いのは稀なようです。

(撮影日はすべて、2010/11/3です)

その後2012年5月に同じような個体を撮影しました。

場所も同じところです。(写真6枚目)

難易度(5)ほとんど見ない
★★★★★

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